【はじめに】
山屋にとって、オリエンテーリングのように常に地図を見ながら、山行を続ける方は殆どいないはず。
で、道に迷ったときに、地図を取り出して、「今どこ?」
というのが多いケースではないかな。
ということで、この状況に合わせた山屋に適した問題を考えてみた。
お題としては、「読図テスト 今どこにいるんでしょうか?」
今回の問題は、読図は出来るかもという一般登山者の問題です。なので、初級レベル以上の方には簡単かも。
【問題1】
- 問題図
- 問題1
今日は、ガスって30m先は何も見えません。 でも、気温が涼しいせいか、気持ちいいです。 塔の岳で朝食を済まして、いざ三の塔を目指して進みます。
順調に進み、コーヒーが美味しい木ノ又小屋を過ぎ(赤丸地点)、 そこから下り、鞍部では左右絶壁の恐ろしいところを抜けて 再び登りになり、パッと開けたら目の前に新大日茶屋が。
でも、その先は何も見えません。
ということで、先を進みます。
今度は下りです。
なんか歩数が合わない切り株の階段を下って行きます。 周りは木が生い茂り深い山に来た感じです。 気持ちよく下り、平らな尾根に出ました。
さらに鞍部を過ぎて少し登ると、右側に下る道が これが戸沢に下る道かなと思いつつ先を急ぎます。
すると、少し下ってまた登りになりピークにでました。 でも、時間的に行者岳の鎖場に着くはずだけど なんか、おかしいと思い地図を取り出してどこにいるのか 探してみました。
では、皆さんも探してみてください。
【問題2】
- 問題図
- 問題2
高畑山に向かって山道を順調に進んでいた(赤丸地点)。 高畑山には登らず、斜面の左側に出来ている巻き道を進んでいった。 でも、途中谷底に落ちそうな恐い道を慎重に進み、 高畑山から下ってくる道の分岐に着いた。 ここから丹沢山方面に進んで行きます(青丸地点)。
ここから平らな尾根道になり、標識が出てきました。 そこから再び斜面の左側に出来た巻き道を進んで行きます。
ここから道は小石混じりの道になります。 なんか山に来たなという感じになってきました。 順調に進み、尾根に出たところで、標識がありました。 道は右側に下って行く道と、真っ直ぐ進む道です。
右側に下って行くと青宇治橋に行くとのこと。 丹沢山に行くのに、ここで下る分けないよな。 ということで、尾根上をまっすぐ進むと、鹿フェンスがあり これを越えて、さらに進むと平らな尾根上に鉄塔があました。
その先は、下っています。尾根はここで終わり。
なんか、おかしいと思い地図を取り出してどこにいるのか 探してみました。
では、皆さんも探してみてください。
【問題3】
- 問題図
- 問題3
今日は、西山林道から鍋割山を目指します。 鍋割山では、当然、鍋焼きうどんを食べたい。
ということで、二俣を過ぎて順調に進みます(赤丸地点) 目指すは鍋割山への尾根道(青丸地点)へ。
川を二回渡り、樹林地帯を登って行きます。 まだ登りはきつくはありません。
順調に進み、やっと後沢乗越に着きました。
そしたら、下から登山者の集団が登ってきました。 皆さん元気です。
彼らも少し休憩後、また登って行きました。
こちらは、ここで食料を補給するため、暫し休憩です。
で休憩後、こちらも鍋焼きうどんを目指して進みます。
集団の方が行った方向に進みます。
初めは、痩せた尾根でしたが、直ぐ綺麗な尾根道になりました。 道は少し登って、ピークを過ぎて、再び下り、鞍部を過ぎると 急な登りになりました。
これはさすがにきついです。
なんとか上りきり広い平らなところに出てきました。 でもなんか、おかしいと思い地図を取り出してどこにいるのか 探してみました。
では、皆さんも探してみてください。
【解答】
解答はここを見てください。