1998年観戦した中で感動した試合ベスト10

 今年観戦した試合の中で特に感動した試合のベスト10です。
特に8月9日の福山の延長15回の対広島戦は、優勝を確信した試合でした。
他にも、7月15日の対巨人戦は、両軍20安打づつの凄まじい試合でした。
今年は、打ち出したら止まらないマシンガン打線が横浜の売りでしたね。



1位:  今期最長の6時間13分の死闘も延長15回表に一挙8得点

     8/9(日)広島−横浜(福山)
        横浜 112 200 000 000 008|14
        広島 022 010 010 000 000| 6

            延長15回6時間13分の死闘の結果、横浜が15回表に何と8得点し、
          14−6で勝利。
          この試合、前半は横浜の守乱(特に佐伯がいけない)等で楽勝の試合も接戦に、
          ついに五十嵐が8回に出てきて、悪い時のパターンで長打を打たれ、簡単に
          タイムリーを打たれて同点。そのまま延長へ。
            延長では広島が再三のチャンスを作るが、横山が辛抱強く抑え、
          最後は満塁で進藤のところでパスボールで勝ち越した後、怒濤の8得点。
          試合が終わったのは10日(月)の0時15分頃。
            最後まで残っていた観客は、2割程度でした。でも車できた人が多いので、
          結構残っていましたね。


2位:  波留、両軍20安打づつの大乱打戦に終止符!!
                          
     7/15(水)横浜−巨人(横浜)
        巨人 403 000 230 |12
        横浜 001 500 331×|13

     3回表終了で0−7も、7回に横浜追い付き、8回に高橋3ランでまた離され
     るも、8回裏、佐伯が槇原よりライトフライ打ち上げるが、何とこれがボ−ク
     で、打ち直しのホークボールを奇跡の同点3ラン、最後は9回裏2アウトから
     波留のサヨナラ2塁打で13×−12の連夜のサヨナラ勝ち。


3位:  7回2アウトから佐伯同点3ラン、進藤逆転2ラン、石井ダメ押し2ラン

     6/30(火)横浜−広島(横浜)
        広島 000 250 210|10
        横浜 002 003 80×|13

     江藤の満塁ホームラン等で5回2−7も、7回裏2アウトランナー無しから
     1点取って、なお佐伯同点3ラン、進藤逆転2ラン、石井ダメ押し2ランと
     マシンガン打線大爆発で一挙8得点、最後は佐々木が抑えて13−10で勝ち


4位:  進藤、起死回生の逆転3ラン
 
     5/6(水)巨人−横浜(東京ド−ム)
        横浜 010 300 003|7
        巨人 400 110 000|6

          1回裏、先発戸叶が乱丁で四球を出して満塁にして、
          ダンカンに満塁ホームランを打たれる。
          しかし相手の桑田もピリッとせず、代打荒井に同点3ランを打たれ横浜同点に、
          でも、中継ぎ(関口、横山)が打たれて、その後2点取られ、
          敗戦濃厚も、8回裏、阿波野が切れのある変化球で巨人打線を3者三振に切って取ると、
          9回表には、今年押さえで期待の金石が出てきたが、これが巨人にとっては大誤算。
          代打マラベの2塁打をきっかけに、進藤が逆転3ランをレフトスタンに叩き込み逆転し、
          最後は佐々木が抑えて7−6で勝ち。


5位:  五十嵐気迫の17球、3者連続三振
 
     8/28(金)横浜−広島(横浜)
        広島 000 220 201| 7
        横浜 304 000 15×|13

          3回7−0の楽勝ムードも、4回から先発川村が突如おかしくなり、
          広島に小刻みに失点、ピッチャーを阿波野に変えたが、これまた不調で、
          とうとう7回の表に前田に打たれて2失点し、7−6の1点差、
          なおも無死2,3塁の大ピンチをまねく。
          ここで、五十嵐がマウンドへ、うーん駄目かと観念したが、
          なんと、江藤を見逃し三振、金本を空振り三振、緒方を見逃し三振で
          3者連続三振に取りガッツポーズで吠える。
          結局13−7で打ち勝つ。


6位:  マジック消滅も勢いを取り戻す9回表、尚典3ラン

     9/29(火)ヤクルト−横浜(神宮)
        横浜 010 010 003|5
        ヤクルト 000 010 100|2

          6回までは先発三浦が好投し、2−1で勝っていたが、
          7回に守備の乱れから、三浦踏ん張れず、同点に追いつかれ、
          その後、中継ぎ(阿波野、五十嵐)が頑張った甲斐があり、
          9回表2アウトから尚典、川崎のホークボールを弾丸3ランし試合を決める。
          最後はもちろん佐々木が抑えて、5−2で勝つ。


7位:  ローズ、延長14回裏サヨナラ3ラン

     8/6(木)横浜−阪神(横浜)
        阪神 201 104 010 000 00 | 9
        横浜 100 250 100 000 03× |12

          先発戸叶が不調で4回までに4失点も、5回まで投げさせ、
          5回裏に横浜がローズの3ランなどで一挙5得点して逆転し、
          戸叶の勝ち投手の権利が転がり込んだが、
          6回に出てきた横山が戸叶の勝利を不意にして同点に追いつかれ、
          その後の中継ぎが頑張り、延長戦へ。
          延長は横浜が押しているも中々点が入らず、ピッチャーも関口が
          阪神のまずい攻めもあり、ピンチをしのいで、4回を投げ抜き、
          14回裏にリベラが出てきたがこれが不調で、
          最後は、ローズがライトスタンド中段にサヨナラ3ランを叩き込み、
          5時間を超える死闘に終止符を打つ。     


8位:  開幕戦マラベ大爆発、川村1安打完封

     4/3(金)横浜−阪神(横浜)
        阪神 000 000 000|0
        横浜 000 422 00×|8
          
          横浜スタジアムでの開幕戦、川村が先頭の和田にヒットを打たれ、
          どうなるかと思われたが、その後は無安打。
          打線の方は、マラべが大爆発、4打数3安打、1号2ラン、3打点
          川村開幕戦、1安打完封で1勝目。     


9位:  念願のマジック点灯

     9/24(木)横浜−中日(横浜)
        中日 000 000 010|1
        横浜 100 004 20×|7

     中日も頑張り、中々マジックが点灯せず、いらいらしていたが、前日の中日と
     の直接対決で勝って、隠れマジック11になり、この試合に勝てば、念願の
     マジック点灯となる試合。後半打線が山本昌を打ち込み、16安打の爆発、
          先発野村も好投し、9回完投、7−1で勝って念願のM9点灯。


10位:  M3の呪縛から解き放つ。

     10/6(火)横浜−ヤクルト(横浜)
        ヤクルト 100 000 000|1
        横浜 000 400 00×|4

     M3のままヤクルトの繰り出す伊藤、川崎、石井一が打てず、何と
     横浜スタジアムで3連敗し、もう勝たないとやばい試合で、
     先発三浦が初回に4試合連続の1失点し、またも嫌な試合展開に!!
     その後、三浦が立ち直り好投するも、ヤクルト田端にひと回りは完璧に
     抑えられていたが、4回裏に1−1の同点にした後、佐伯が優勝を引き寄せる
     3ランホームランをライトスタンドへ叩き込む。
          佐伯ベンチに向かってガッツポーズ!!
     最後は、年間最多セーブポイント新記録を作りこれですべての記録を塗り
     替えた佐々木が抑え、4−1で勝って、ついにM2。


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