読図の基礎能力チェック

最終更新日:2012/04/18

【はじめに】

ここでは、山行に必要な読図技術に関して、まずは「読図をする上での基礎的な能力」が備わっているかの判定を行います。

なお、一部の本チェックでは、JavaScriptを用いて動作させていますので、JavaScriptが無効の場合は有効にして下さい。 また、以下の環境で動作確認しています。

Windows XP
InternetExplorer 8
Google Chrone 16.0.912.77
FireFox 9.0.1

【読図の基礎能力チェック】

◆1)読図に必要な地図の基礎知識度の能力チェックを行います。

 この能力チェックは、読図的な意味から基本的な地図の知識および地図の特徴物を理解している のかをチェックします。

 この地図の基礎知識度が低いと、読図以前の問題なので、まずは地図の基本的な知識の勉強をする必要があります。
ただし、この能力が低くても、勉強しさえすればすぐ能力が備わります。

◆2)読図に必要な空間認知度の能力チェックを行います。

 この能力チェックは、目の前の現地の状況から空間的な認知力が備わっているのか、地図に記載してある内容から 空間的なイメージを認識できる能力が備わっているのかをチェックします。

 この空間認知度が低いと、現地と地図の照合が苦手ということになり、現地の特定が出来なくなるので この空間認知度を鍛えるのは、読図に関しては非常に重要です。
ただし、この能力が低くても、経験を積めば能力が備わってくるので心配する必要はありません。

◆3)読図に必要な距離感覚の能力チェックを行います。

 この能力チェックは、目の前の特徴物までの距離感覚が正しく備わっているのかをチェックします。 山行を行う上で、短い距離であれば50m以内が感覚的に分かっていれば十分です。 50m以上先の距離感覚は、非常に曖昧になるので地図で確認しましょう。

 なお、谷を挟んだ隣の尾根までの距離や見晴らしのいい稜線上の距離感覚も大体でいいので鍛えておくと所要時間の把握に便利です。 しかし、錯覚もあるので最終的には地図で確認しましょう。
ただし、この能力が低く判定されても、経験を積めば能力が備わってくるので心配する必要はありません。

◆4)読図に必要な地図の特徴物抽出度の能力チェックを行います。

 この能力チェックは、地図から特徴物を抽出する能力が備わっているのか、現地を見て、読図に必要な特徴物を 正確に認識する能力が備わっているのかをチェックします。

 この地図の特徴物抽出度が低いと、歩きながら現在位置を把握することが困難になるので、 この地図の特徴物抽出度を鍛えるのは、読図に関しては非常に重要です。
ただし、この能力が低くても、経験を積めば能力が備わってくるので心配する必要はありません。